2025年3月21日金曜日

裁判所がADORによるNJZ(NewJeans)の独自活動禁止の仮処分申請を認めた

21日、ソウル中央地方裁判所第50民事部は、今年1月にADORがNJZ(NewJeans)のメンバー5人を相手取って提起した「所属事務所としての地位保全および広告契約締結禁止」などの仮処分申請を認め、ADORの主張を受け入れた。  


これに先立ち、NJZ(NewJeans)の5人のメンバーは、昨年11月にADORが専属契約に違反したとして契約を解除し、独自の活動を開始。しかし、ADOR側はこれを阻止するために裁判所へ仮処分申請を行った。  


NJZ(NewJeans)メンバーがADORによる契約違反を主張する理由は、「信頼関係の破綻」にある。  


1. 「古いものを捨て、新しい計画を立てる」というHYBEの内部文書  

2. ILLITのマネージャーによる「無視しろ」という発言と、その発言があった日のCCTV映像を積極的に確保しなかったこと(ADORは「一定期間が過ぎたため自動的に削除された」と説明したが、不思議なことに、その日にILLITがNJZに挨拶する場面の映像は保存されていた)  

3. 昨年12月に発生した済州航空事故の際、HYBEがNJZ(NewJeans)のメンバーによる追悼リボンの着用を妨害したこと(同じ番組に出演していたLE SSERAFIMとILLITは追悼リボンを着用していた)  

4. ソウル国会で開かれた国政監査において、HYBEが作成した「ウィークリー音楽産業レポート」の中に、自社および他社のアイドルに対する露骨な誹謗中傷が含まれていたことが明らかになった  

5. HYBEの広報担当が記者にNJZの日本での成績を貶めるような発言をし、さらにゴルフ接待を試みたこと  

6. メンバーたちが繰り返し「ミン・ヒジン代表と一緒に活動したい」と意見を表明していたにもかかわらず、社内取締役を交代させ、最終的にミン代表を解任したこと  

7. NJZ(NewJeans)メンバーの練習生時代の映像が流出したこと  


特に不可解なのは、HYBEやADORが上記の事件について、流出元を特定し処罰する、あるいは再発防止のための対応を行った形跡が一切見られないことだ。  

こうした対応はあまりにも当然のことなので公表しなかった、というには無理がある。実際、「ウィークリー音楽産業レポート」が流出した際、HYBEは「流出に関与した勢力には最後まで責任を問う」との公式声明を発表している。  


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