2025年3月22日土曜日

「(特集) 韓国ではノートパソコンは盗まれないが、自転車は盗まれる理由」

韓国のカフェでは、ノートパソコンを置いたまま席を離れることがよくある。

外国人はそれを不思議に思うという。


韓国にCCTV(監視カメラ)が多いことも、一つの理由かもしれない。

しかし、韓国よりCCTVが多い国でも、窃盗率がより低いとは限らない。


ノートパソコンは換金しにくいという現実的な要素もあるかもしれないが、韓国ではお互いを監視し合っているとも言えるし、お互いに助け合い、気にかける雰囲気がより大きな要因であると推測される。

韓国人は他人からどう見られるかを重視し、それだけ他人にも関心が高い。

韓国人の特徴を示す代表的な例が、泰安(テアン)原油流出事故の際、多くの国民が清掃作業に駆けつけたことだ。

この油除去作業のために全国から集まったボランティアの数は123万人に達し、わずか1週間余りで回収作業を終えることができたという。


しかし、韓国では「自転車泥棒が多い」という認識が、ネットミームになるほど広まっている。

結局、「他人の目」や「監視」が及ばないところでは、韓国人も窃盗を犯すことが多いということだ。

また、自転車窃盗が軽犯罪として認識されていることも、一因かもしれない。


韓国は集団主義的な性向や温情主義が強いと言えるが、それが長所になる一方で、過干渉や強要の原因にもなっている。

芸能人は優しくて真面目なイメージでなければならず、不良っぽいイメージや自慢するような態度の芸能人は多くの国民から非難される。

実際には非難する人が多数派ではないかもしれないが、一度そのような否定的なイメージが定着すると、放送局もその芸能人の起用を避けるようになり、テレビに出るのが難しくなる。


また、現在の韓国社会では多くの社会問題があり、不満が蓄積されているが、その原因は大企業、財閥、裁判官、検察官、公務員、メディアなどの既得権層にある。

しかし、そういった問題には目をつぶるか、受け入れてしまい、芸能人や一般人に八つ当たりする傾向があるように思える。


0 件のコメント:

コメントを投稿